きのう、何してたかな。

猫好き、山好き、本好き、映画・ドラマ好き。トドメは食いしん坊OLの、平凡な記録です。

喜びはまた今度。

 

少し前に、私の友人で、海外に行ったっきり連絡が取れない人がいると書いたかもしれないが。

 

2年振りくらいに行方不明者から連絡が来た!!||| \( ̄▽ ̄;)/ |||

しかも、何事もなかったかのように、しれーっと。

兎に角、死んでなくてよかったよぅ。。。(ρ_;)・・

 

すぐ会いたいと言われたのだが、BBA、実は明日からソウルなんだよ。

 

とりあえず、帰ってきたら、再会の喜びをかみしめたいと思う。

 

しかしだね。

旅行前なのに、仕事も惨事で帰りが遅くて、

今何もパッキングできていない。

やばいっ!!!今日は荷造りで徹夜になるんじゃないのか?!あーん(´□`。)°

早く帰りたーーーーい。

BBA&SOBA

 

なんてことはない。

ランチにお蕎麦を食べた。

 

築地に勤務している友人に届け物があったので

お昼休みに尋ねた。

少し歩いたところにあるお蕎麦屋さん「成冨」に入る。

 

注文したのは季節野菜のてんぷらとせいろ。

おしゃべりしながらしばらく待つと、やってきました。

器も、凝っている!蕎麦ちょこは伊万里。割ったら大変だ。

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肝心の味は、蕎麦は10割というだけあって、シコシコ!適度に硬くて、蕎麦の風味が抜群に良い。10割らしい、少しざらっとした喉ごしがまたいいね。

野菜天の方は、どれも野菜らしい濃い味がしていた。自然農法とかなのかな。野菜独自の癖があって本来の野菜を食べているなという味がする。衣の揚げ具合もさらっとさくっとしていて蕎麦に合う。そして、最後に運ばれてくる蕎麦湯もうまい。とろとろで、蕎麦出汁が効いている。

おーーーーーいしかったっす。一人、税込1728円

また行きたい。また行こうっと。

 

ただし、注意したい点は、注文からテーブルにお料理が運ばれてくるのに、結構な時間がかかる。恐らく、丁寧にお仕事されているからなのでしょうね。なので、ランチ時間は余裕を見て訪れることをお勧めしたい。

 

なんなん何だかなあ。

 

なんだかな。

最近、集中力が散漫になっている。

埴輪のように、呆けている。( ゚ ρ ゚ ) やばいぞっ。

と、思ったら、

寝る前に韓国ドラマを視聴しているせいで、寝不足だからなのだった。(´~`ヾ)

もう1時間、あと1時間!あと、、、あと、、、と延長している故なのだ。 

睡眠は大切。でもドラマも譲れない。

 

なんだかな。

歩いていて、なんだか寒いぞ、とぶるぶる震えていたら、

30年ぶりにショートカットにしたせいで、

首回りがすっかすかだからだった。耳周りもがっつり切っているからね。

 冬にショートはなかなかワイルドな所行である。

 

なんだかな。

ここ最近、家に帰ってくると、

なんか一旦、気持ちが堕ちるんですけど…?

と思っていたら、部屋の前の廊下の電気が切れていたからだった。

今日帰ってきたらいきなり明るくて、びびった。管理人さんが取り替えてくれたようだ。灯りって大事ね。

 

3分の2は自業自得なんだが、ぼんやりしているので、異変に気づくのが遅いのだわ。

週末記録。

忘れぬうちに、週末の行動記録を。

 

土曜日。

前日の金曜日は、クライアントにブンブン振り回されることとなり、大変疲弊。

よって、お昼まで眠りこける。zzz

起きたら、部屋の掃除。掃除機をかけて、床を磨くついでに、見て見ぬ振りをしていた窓ガラスの結露で出た汚れも掃除。

玄米を発芽させるべく、セッティングする。

先生から借りていた「勝手にしやがれ」を最終話まで視聴。泣く。

全然カッコよくないのに、なんだか愛くるしいヤン・ドングンの魅力たるや。

ちょっと頭が弱そうで、不器用で、純粋で、ほんとにそういう人なのかと思ってしまう。演技が上手いなあと感心する。

 

日曜日。

起きるなり、サンジャポを見ながら洗濯と掃除。

先日購入した「愛の温度」のBDの視聴を始める!他にも「あなたが眠る間に」と「秘密の森」も購入した。これは、友達に見せる(布教する)ため。

やっぱり、PCで見ていたのと、大画面で見るのは全然っ違う!細かな演出やセット、カメラワークも凝っていることに気づく。そして、大きい画面で見るジョンソンは更に素敵っ★

昼過ぎ。実家へ行く。

本日は、両親と2番目妹夫婦ともつ鍋会をすることになっている。

途中、妹からキャベツとニラを買ってくるようにと連絡が来て、スーパーに立ち寄る。

今回のもつ鍋は、恵比寿の「蟻月」からお取り寄せした。味噌ベースの白。6人前。

子供たちはもつ鍋には興味なかろうと、子供用に唐揚げを揚げる。

しかし、予想外に子供たちまでもつ鍋を気に入ってしまい、量が足りなくなる羽目に。

子供であれ、ホルモンなれど、美味しいものは食べるんだな、ということが分かった。

ひとしきり、団らんというものをして、家に戻る。

戻ったら、口が、というか身体全体からにんにく臭がしていることに気づき慌てる。

消臭のため、リンゴをミキサーにかけて、ジュースを飲む。

発芽させた玄米を炊く。1日置いたせいか、いつもよりふっくり炊き上がる。

韓国語の宿題をしながら「愛の温度」を視聴。

やっぱりこのドラマ好きだわ。

 

 

電車の座面。

 

本日、

大江戸線に乗ったのだが、座席が硬くてびっくりした。

しかも、ほんとは座っちゃいけない、優先席が、カッチカチ。

座った瞬間に「えっ?」って言ってしまったものww

 

これって、何か理由があるのかしら。

あんまり座り心地が良いと、寝過ごしちゃったりするからかしら。

 

せめて、優先席くらいは優しい椅子がいいような気もするのだが。

それとも、ニューヨークの地下鉄みたいにアルミとか樹脂に比べりゃいいだろってことなのかしら。

 

私が好きな座席1位は、千代田線の優先席かな。小田急線直通列車だったかな?

ふっかふかで驚いた。これまたほんとは座っちゃいけないんだけどさ。

 

 

厚意に涙。

 

先日、上司の命日だったので、

朝から一人、墓参りに行ってきた。

 

藝大出身の方だったので、以前はわざわざおしゃれな仏花をお花屋さんで前日に作ってもらって持ち込んでいたのだが、もう最近は、社務所で売っている仏花にしてしまっていた。私が怠け始めた、、、ということに加えて、朝のラッシュに花を持ち込むと、降りる頃にはぼろっぼろになっていることがあったので(汗)

 

その日も、社務所で花とお線香を買おうと思っていたのだが、

なんと、「本日売店はお休みします!!」と張り紙があるではないかぁ!!

 

呆然と、突っ立っていたら、

後ろから「こんにちは。」と声をかけてくれた方が。

振り返ると、とってもお上品な老婦人が、わんこを連れて立っていた。

お墓前りが終わって車で帰られるようだ。

 

「こんにちは。…あの。今日って、社務所、お休みなんですね。私お線香もなくて、どうしようかと思って……。」

 

というと、

「あら、それはいけないわね。私、お線香ならたくさん予備があるの。お分けするわ。」

と、ご自分の車のトランクを開けて、

「お線香と、あとマッチもあげる。あと、火種にするチラシもね。」

と、お線香セットを一式取り出してくださった。

 

「わあ、ありがとうございます!ほんとに助かりました。」

と、ご婦人に、何度もお礼をして墓に向かった。

 

上司のお墓は、昨日くらいに誰かが来たのか、新しいお花(あって良かった~!涙)と、燃えたお線香が灰となって残っていた。

お墓周りを簡単に掃除して、花やお気に入りカップの水を取り替えて、お線香を供える。お花がなくてごめんなさい!と上司に謝る。きっと苦笑いしていそう。

 

1年に一度の儀式を終えて、1時間かけて会社に戻った。

長旅のお蔭で随分読書が進んだわ。

 

今日は思いがけず親切な方に巡り会えて、ほんとうに助かった。

私も、今度からは同じように困った人に分けてあげられるように、お線香も、マッチも、多めに準備しておこうと思う。

 

京都へ行きたい。


12月は、韓国へ行くことになっている。
でも、心はすっかり京都へ向かっており、落ち着かない。

 

少し前、
藤森照信さんと山口晃さん共著の『日本建築集中講義』を読んだのだが、
内容がとても面白くて、建築の奥深さにはまってしまった。
藤森教授の著作は何冊か読んでいたのだけど、今回は山口さんという、日本の現代美術家日本画をたくさん描かれているから日本画家だと思ったら、違っていました!)からの視点も入っての解説、というか感想なので、奥行も加わり、立体的で、鮮やかな建築物の魅力を感じることができたのだ。
中でも京都の建築物についての表記が興味深く、この目で直接確かめてみたーい!という欲求が高まってしまったのだ。

ちょっと簡単にですが、わあ、面白いなあと思った箇所を抜き出してみましょう。
(この本は、建築に関する解説はだいたい藤森教授が語っており、質問や合いの手、美術品に関する解説は山口さんが入れているという会話形式の内容となっている。)


法隆寺について。
法隆寺は、他のお寺に比べてあんなに廻廊の効果がはっきりわかる建築もない。
それに徹底的に影響を受けたのが、現代建築家の丹下健三さん。
法隆寺の構成配置は、大小の建物を散らして配置して、そうすると全体の印象がばらけるんですが、それを廻廊で一つの空間にまとめる方法。それを丹下さんは「自分の建築に使える」と。東京都庁舎の廻廊らしき部分は、そういう手法から来ているのだろう。

法隆寺の柱は一本の木を縦四等分して四本柱を作っている。木の芯の部分は弱いから、一本を縦に四等分に切って、それを成形していく。寺や寺社に檜を使うのは、強くて粘りがあって、加工がしやすくて、狂わない、腐らない、建材としては最高の木だから。
法隆寺が現代まで残ったのは檜の良材をたっぷり使ったからでしょう。


☆待庵(一番興味を持ったので長く抜粋してみるが、長すぎたorz)
禅寺妙貴庵の境内にある実験茶室「待庵」。茶の湯の大家千利休が作った、わずか畳二枚の極小空間。
待庵は、日本の茶室の原形。屋根の納まり方が非対称で、片側が一尺上がっている。あんな中途半端な納まりは日本建築ではありえない。
たとえば長押。田舎家でも、必ず襖の上に身長の高さで通すのが基本。でも待庵では、全部ガタガタの構成にして高さの目安となるものを消している。あと、田舎家の建築は、柱が全部見えるように造るのが大原則。でも待庵は、完全に見える柱、一部だけが見える柱、完全に見えない柱、それらが混在している。茶室研究の最高峰である中村先生でさえも、洞床の構造や、塗り回しした後に隅にどうやってもヒビが入るのに、待庵では入らないのか等、先生をもってしても解き明かされていない。謎のまま。
そして、待庵最大の謎は、待庵について全く文献が残っていない。いつ誰が造ったか、どんな事情でできたか一切不明。ただ、山崎の合戦の頃に、秀吉のために利休が造った茶室であることだけは信じて疑われなかった。何の茶碗を出して誰を呼んだとか、利休に関わるお茶の記録のほとんどは茶会記に出てくるのに、一番大事な待庵だけがなぜか一切の茶会記に出てこない。。。ということは。。。待庵の茶会記を残せるとしたら、秀吉しかいない。でも秀吉はそんなこと書くヒマはない(笑)その後、徳川家康が天下をとるので、記録が消された可能性もある。
戦場で「囲い」という茶室を造る伝統は長くあって、喫茶で心を鎮めるのと、飲んで興奮した状態で戦場に臨むという二つの目的があった。だから茶室は、相当血なまぐさい場所でも使われたもの。利休としては待庵が実験台。
あと、床框の材も謎のひとつ。桐じゃないかと昨今ではいわれているが、桐はゴマノハグサ科の木だから、軽くて強度がない。天井板に使う例はあっても、柱や框などの主要材にはまず使わない。…とここで、山口さんが、秀吉の家紋とは関係がありませんかという質問が出る。
面白い。秀吉は五三の桐の紋なのでそれで桐にしたのかも!と。
茶室にとって大切なことは、狭いことと閉じていること。待庵は1.8メートル四方だから、

人間が手を伸ばして立った姿と同寸法。ウィトルウィウス的人体図を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチと同じ発想。誤解されやすいのだが、あの図は彫刻や絵のために描かれたのじゃなくて、建築のために描かれたもの。ウィトルウィウスというローマの建築家がいて、有名な建築書を書いている。それを読んだレオナルドが「建築の基本単位とは身体尺だろう」と参考のために描いた図。レオナルドより利休のほうがエライと思うのが、レオナルドはイメージ図を描いただけだけど、利休はそれをかたちにちゃんと造ったことだ。レオナルドの思想と全く同じ「究極」を考えていたのだろう。それで、あの図の寸法からひとまわり広げて、一坪にしたのだと思う。


最後に角屋……と書こうとしたのだが、
いい加減、長すぎるのでやめておく(笑)。
でも、角屋も素晴らしいのだ。
土壁の螺鈿とか、岸駒、岸岱や、普通じゃ見られない一流の絵師たちの書画なども見てみたい。青貝の間の柱の斬り込んだ疵も見てみたい。
とにかく、直接行って、自分の目でしかと確かめてみたくて仕方なくなる本なのである。