週末に行った登山の報告を。
といっても、難しいものは何もなかったので、写真が入るだけだけど。
今回は、暑かったので、手軽に標高の高いところに行きたかったのと、たまには余裕を持って、景色や植物をじっくり眺めて楽しみたいということでこの山を選んだ。
スタートは、日光霧降高原。
レストハウスから出発。
この時期、霧降高原は、ニッコウキスゲが満開。
それを見学しに、一般客の人たちもたくさん、いらしていた。
ここは、山の斜面一面に咲いている花畑を、自然保護用の木段を上りながら、途中ところどころで回廊が作られており、それに沿って鑑賞できる設計となっている。
花畑の最高地は、1445段も木段で上がらねばならないので、一般の人には結構きついんじゃないかな。
私たちも、ニッコウキスゲを眺めながら、さあ登るですよ。
右端が木段。
一面、ニッコウキスゲが咲き乱れている。
ニッコウキスゲって、一日で咲いたら終わってしまうのだそうだ。
今咲いているこの子たちも、明日には萎んで枯れてしまう。儚いね。
ひたすら木段を上っていく。先に見えるのは、赤薙ではなく、手前の小丸山。
ニッコウキスゲ畑が終わると共に、木段も終わり。1445段!おっつー。
その先、鹿除けのゲートをくぐると、小丸山の標識が。ここで軽く昼食を取る。
さてさて、向こう側の赤薙へ行くかね。
途中、立派なサラサドウダンツツジが咲いていた。綺麗だなあ。
特に、この先は、やっと山らしい樹林に囲まれていくものの、険しい道もなく、難なく赤薙の神社に到着。
はい、ピーク。2010m。さすがに2000mまでくると、涼しくて、すこし肌寒いくらい。
はあー、気持ち良くてほっとする。
一息ついて、はい下山。
たったと下りていきますよ。
途中、麓から救急車や警察のサイレンの音が聞こえてきていて、「火事か何かかな」と登山者が口々に話していたと思ったら、空からパラパラとヘリコプターの音がする。
結構大きくて、激しい音なので、もはや山岳事故だろうなあと思っていたら、その通り。
丸山の手前で、数人のレスキューの人たちとすれ違う。
女峰山まで歩いて救助に向かうのだそうだ。
大変だなあと感心していたら、あっという間に赤薙を超えている!早い!
そのあとも、数人登ってきていたので10数人が救助に向かった模様。怪我をしたのは1人じゃなさそうだ。お疲れ様でございます。
ほんとに、怪我には気をつけなきゃ。たくさんの人に迷惑をかけてしまうからね。。。
私は難なく戻ってきて、最後のニッコウキスゲちゃんにご挨拶。
この他には、ナルコユリなども咲いていて、お花を楽しめる、いい山であった。
ピストンで往復4時間半の山行?ハイキング?でした。